事業が順調に成長すると売上も所得も増えてきます。その分、所得税などの各種税金負担も多額になっていきます。会計上の利益が黒字でもキャッシュがうまく回らないと、税金負担のために借金をしなければならないこともありえます。税理士との契約や法人化へのステップアップなど、できるだけベストなタイミングで判断し、行動するためにも、損益の動きはこまめに把握して先々のことを考えながら先手をうてるようにしておくことが大切です。
開業当初は何となくうやむやのまま処理をしてきた会計も、3年以上継続するようになってきたら徐々に意味がわかるようになってくると思います。特に、確定申告と節税を徹底するためにも売上・所得・収入・利益・所得控除・経費など、税務で使われるそれぞれの言葉の意味はしっかりと理解しておくようにしましょう。税金が課税されるのは、売上ではありません。収入から経費をひいた所得額からさらに所得控除を差し引いたものが「課税所得」となり、この金額が税金計算のベースとなります。続きはこちらから..
開業初年度は支出をおさえるためにも、税理士は使わずに自分で確定申告をするという人が多いのではないかと思います。青色申告用の会計ソフトを使って必要な情報をしっかり入力すれば決算書は自動で作成できますし、確定申告自体はそう難しくありません。しかし所得額が増えてきて本格的な節税対策を考えるなら、税務のプロである税理士に相談した方が安心です。また年間の売上が1,000万円を超えると消費税も課税されるようになります。ここが税理士に依頼するタイミングです。続きはこちらから..
個人事業主として長く事業を続けていると、法人化しようかどうしようか考えるようになってきます。仕事の内容や取引相手によっても事情は異なりますが、一般的に個人事業主よりも法人の方が信頼度が上がるため取引拡大につながるなどのメリットもあります。その一方で、法人化することによって法人税負担などがかかってきます。法人化を検討するタイミングとしては、年間売上1,000万円を超える頃か、月の利益が50万円を超えるあたりです。続きはこちらから..
個人事業主のみなさんへ個人事業主として働くなら、どんな事業であっても会計知識は必須です。個人事業主のための会計知識をわかりやすく紹介します。当サイトへのお問い合わせはこちらからどうぞ!
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